Mar 22, 2021

リエット|飛田和緒レシピ

あっという間に2019年も残り数週間となりました。年末の大掃除など新たな年を迎える準備、みなさまは順調ですか。

今回は、忙しい年末年始にあると便利な作り置きレシピ「リエット」をご紹介します!

リエットは豚肉を煮込み、肉をほぐして作るフランスの伝統的な保存食。ミキサーなどを使用して手間がかかるイメージですが、フォークでつぶすだけの簡単レシピです。

ハマる!

長期保存が効く「リエット」

リエット
頑張らないポイント

食材を切る・寝かせる・煮込む、それだけのとってもシンプルな調理で作れます。ハンドブレンダーやミキサーなどは不要です!

頑張らないレベル:★★★(意外と簡単!)

材料(作りやすい分量)

  • 豚バラかたまり肉 250g
  • 豚肩ロースかたまり肉 250g
  • たまねぎ 1個 薄切り
  • にんじん 1個 薄切り
  • セロリ 1/3本 薄切り
  • にんにく 3個 つぶす
  • ローリエ 2枚
  • 白ワイン 2カップ半
  • 塩 小さじ1くらい

作り方

  1. 肉は一口大に切る。野菜はそれぞれ薄切りにし、にんにくはつぶす。
  2. 厚手の鍋に1を入れ、ワインを注ぎ、ローリエを加えて一晩冷蔵庫で寝かせる。
  3. 鍋を常温においてから中火にかける。ふつふつと沸騰してきたら、蓋をして弱めの中火で1時間から1時間半煮る。
  4. 肉がとろりととけるくらいに煮えたら、火を止め、熱いうちにマッシャーやフォークなどで肉と野菜をつぶす。
  5. 塩でととのえ、ローリエをはずして、保存瓶や容器に詰める。冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり。好みのパンにつけて食べる。

※冷蔵庫で2週間ほど保存可能

◎ このレシピにあうパン

レストランバゲット(1個入り)

国産小麦粉100%を使用し、クラスト(皮)はパリッ、クラム(中身)はふわっと軽い食感に仕上げました。小麦の上質な甘みや軽やかな口当たりの良さが感じられお料理と一緒にお楽しみいただけます。

飛田さんからのコメント

下ごしらえも煮る時間も長いですが、手をかける時間は短いので、家事や仕事のあいまにできてしまう料理。塩だけで味付けするので、ぜひ旨味のあるおいしい塩を使いましょう。

スタッフの感想

絶妙な野菜の甘味も効いてパンに合うハマってしまう逸品です!長期保存もできるので、作り置きとしても冷蔵庫に入れておきたいオススメレシピです!


飛田和緒さんプロフィール

飛田和緒(ひだ・かずを)

雑誌やメディアで活躍する料理家。
「常備菜」は料理レシピ本大賞(2014年)を受賞。昨今の作りおきブームの火付け役に。日常のごはんとして作りやすくシンプルな家庭料理に定評があり、「主菜」「野菜を食べるスープ」などの人気著書が数多くある。
夫と娘の3人で海辺の洋館で暮らし、その土地の風土や素材と向き合いながら数多くの料理を編み出している。

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